ガーデニング(植栽図鑑)
ハイノキ
【分類】常緑中高木
【科名】ハイノキ科
【特徴】
原産地は日本で、九州に多く分布します。
春になると、白く雪のように細やかな小花が枝先に群がって咲きます。果実は8~10月に濃紫色になります。燃えた灰が染料として使われたことが「灰の木」と呼ばれる由来です。野性味のある樹は花がない時期でも趣があり、お庭のワンポイントとして楽しむことができます。
【育て方】
半日陰や午前中だけ日の当たる場所に植えます。乾燥すると落葉が進み、葉が少なくなるので特に西日が照りつけるような場所は避けましょう。 完熟堆肥や腐葉土を植え穴に鋤き込んでから植え付けます。 また、冬の寒さにもやや弱いので、寒さが厳しい場合は防寒対策をしっかりとしましょう。自然樹形を楽しむ庭木なので、剪定はほとんど必要ありません。 徒長した枝や込み合った部分の枝などを切り落とすだけに留めます。 枝の途中で切ると不自然な樹形になりやすいので、根元から切るようにしましょう。 剪定の適期は12~2月です。