今回のデザインは、白とグレーをメインにシンプルに仕上げました。門柱は白の塗り壁にグレーの自然石タイルをアクセントで使い、アプローチにも、同じ種類の２００角の自然石を敷き詰めました。南側の壁は団地内に入ってくるメインの道の正面になるので、少し予算がかかっても、こだわりたいと言う事で、ピンコロ石で土留を設け、少し奥行きをとって門柱と同じデザインの壁を設けました。綺麗な壁が目立つように、植栽もシンプルにまとめました。気になる電柱の横に大きなシンボルツリーを持ってくることで、電柱の存在感を消しています。長い壁がどうしてもベッタリとした印象を与えてしまいそうなので、ご主人様のアイデアでガラスブロックを４個入れ、すっきりとしたデザインにまとまりました。植栽は、シマトネリコ・ヤマボウシ・ニューサイラン・ドウダンツツジ・コクチナシ等など、１０種類以上の物をうまく組み合わせて配置しました。植栽も含めて今後が楽しみな庭となりました。